1980年, BSD UNIX に bundle されたのが最初の rogue です。 以後, AT&T/Bell 研究所版の ``Advanced Rogue'' (1984) や, ``UltraRogue'' (1985) が作られ, オリジナルの原作者 Tim Stoehr によって 1987年, ``Rogue Clone'' が作られました。
``Rogue Clone'' の後には, 今日まで ``Linux Rogue'' (1992) や, ``PalmPilot Rogue'' (1998) などが作られています。
Rogue の最終目的は、その game system 同様 いたって simple です。 それは
なのです。非常に世俗的です。(^^;
具体的には、monster と戦いながら dungeon を潜り、 地下 25階 より下にあるイェンダーの魔除けを探しだし、 それを手に地上に戻ってくることが目的です。
NetHack から入った人にとっては、monster が死体を残さないことが 辛いでしょう。けっこう餓死します。
roguelike game 一般は「死んだら終わり。最初から やり直し」という 潔さが魅力のひとつですが、Rogue は特にそれが顕著です。 NetHack や Angband が それなりに「生き残る方法が(比較的)用意されている」のに 対して、Rogue は その simple さゆえ「死ぬときは どうしたって死ぬ」game であり、それが魅力でもあります。
あなたも monster room の扉を開けてしまったときの あの恐怖を是非 体験してみてください。
当研究室にあるのは、過去に fj.sources に投稿された 「ローグ・クローン 2 日本語版 1.3」のみです。どこで手に入るかは ちょっと分かりません。